これからノートPCを買う人に読んで欲しい。煩雑すぎる!Officeの知識整理と選び方

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※この記事は2015年11月29日に作成したものです。


 【これからノートPCを買う人に読んで欲しい。煩雑すぎる!Officeの知識整理と選び方】

私が1年半大切に使ってきたVAIO PROが見事にクラッシュしてから、

3日経ちまして、私は新しいVAIO PROを注文しました。

(起動のたびに、ブルーバックの真っ青な画面が広がります。

それを呆然と見つめる真っ青な真っ青な私の顔がありました。)

その新型VAIOの注文時に、マイクロソフトのOfficeについて、

今非常にわかりにくい状況になっていると気が付きました。

実は、先立って知り合いが最近ノートPCを買ったので、

「Excelのバージョンは?」と尋ねたら、

「Premiumです。」と答えたのです。

Premium?それはバージョンじゃあないだろう!

バージョンというのは、2013とか2016というものだ!

では、一体それはなんなのか、

考えるとともにOfficeの現状を整理しましょう。

こういう知識は意外と重要です。

皆さんも、自分がノートPCをこれから買うときや、

同僚や知り合いにOfficeについて訊かれたときにすっと答えられるように

もう一度「Office」を整理しましょう。

これまで講義により、Excelマスター!Wordマスター!を多数輩出してきましたが、

今回の記事で皆さんは「Officeマスター!(販売員的な目線で)」

となれます。少し長いですが、店員に負けない詳しさを目指して頑張りましょう!

【注意事項】

※この記事の情報は、2015年11月26日段階で記載されたものであり、

日々変化するであろうことと、その他詳細設定などにより結果が相違する場合もあります。

実際のOfficeの選択・購入およびインストールの際には、販売者に内容等十分に確認を行った上で

各自自己責任でお願い致します。上記ご同意いただける方のみ、下記をご参考ください。お願い申し上げます。


1.まずはEditionについて

アマゾンで「Office 2016」と調べると下記のように主要なEditionが並びます。

主な違いを下記で理解。

  • Personal                    ・・・Word+Excel+Outlook
  • Home and Business ・・・Word+Excel+Outlook+PowerPoint+OneNote
  • Professional        ・・・Word+Excel+Outlook+PowerPoint+OneNote+Access+Publisher
  • Office 365 Solo      ・・・Word+Excel+Outlook+PowerPoint+OneNote+Access+Publisher + 【Windows・Macのいずれにもインストール可能】+OneDrive1TB

なるほど、ほとんどのユーザーは「Word+Excel+PowerPoint」があればいいので、

Editionについては、「Home and Business」のEditionが現在最も流布しているということが推察できます。

しかし、1つだけ値段が安いのに、

「Professional」よりもさらに便利そうな、「Office 365 Solo(読み方:オフィス・サンロクゴ・ソロ)」というEditionが気になります。

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2.Office 365 Solo(読み方:オフィス・サンロクゴ・ソロ)とは

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これからよく聞く言葉になるので、ここではっきり整理しましょう。

まず読み方は、「オフィス・サンロクゴ・ソロ」です。

疑問1.「なぜ 365(サンロクゴ)か?」

→簡単です。1年契約の価格プランとなっており1年(365日)毎の更新が必要だからです。

疑問2.「なぜSoloか?」

→本来Office 365というものがあり、これは法人向けプランです。

つまりクラウドによる共同編集などを売りにしつつ、

法人内のユーザー人数分だけ一気に売る方式のプランです。

この「法人」をデフォと考えたときに、「個人」向けのクラウド型1年契約プランに

名前をつけた結果が「Solo」となったのです。

このOffice 365 Soloは、これから主要になる可能性がありますが、

メリットとデメリットを整理しましょう。

☆☆☆Office 365 Soloのメリット

・1契約で2台のノートPC系マシンにインストール可能。

それがWindowsでもMacでも良い。

(※従来はWindowsとMacの2台持ちは、Windows用のOfficeと、Mac用のOfficeをそれぞれ購入するケースが多く2倍の出費だった)

これからは、WindowsとMacの2台持っている人は、このOffice 365 Soloを買うと見られる。

・まさかのProfessional Editionと同等のソフトラインナップ。すべてのソフトが入っているとは驚きだ。

・永久にアップデート権限がある。

永久といっても年会費を払い続ける場合であるが、現状なら最新の2016がインストールされる。

その後も、例えば2020なんかが出れば、それにアップデートされる。

・OneDrive 1TB等のおまけがついてくる。

1TBといえばかなりの要領だ。私が次に買うVAIOの容量は256GBだからその4倍にあたるものが

クラウドに保管できるというのは、すごいことだ。

★★★Office 365 Soloのデメリット

・ネット調べによると、通常のやり方では2013と2016(Office 365 Solo)の共存ができない。※この記事後半で詳細。

ただそれは365 Soloに限った話ではなくOffice2016の全てのEditionに共通する問題である。

Office365 Soloに関してはすごいことに、他のバージョンに比べたデメリットは見つからない。

敢えて言えば、毎年更新料が1万円強かかるという課金方式が嫌な人は避けるのだろう、ということぐらいである。

3.話を戻して、では「Office Premium」とは何なのか?

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Office Premium

=  A)プレインストール版であり最新版Officeを永久更新してくれる

+B)Office 365サービス1年間有効(※例:OneDrive 1TB)

+C) Office 365サービス2年目以降の延長は年5,800円

上記のようなものである。

つまり、まず、買ったPCにプレインストールされているから、別のPCでは使えない。

そして、自動的に最新版にアップデートされる(ただし、PCが壊れなければ。つまり2020年ぐらいまでそのPCが持つかだ!)

あとは、おまけのOneDrive 1TBがついてくるが、

ここは追加料金発生ポイントだ!(延長しないことも可能)

4.結局何を買えばいいの?

  1. i) メイン機種1台のみでしか絶対にOfficeを使わない方。(サブPCや家族のPCなどにOfficeを入れる予定が一切ない)

→PCを購入するときに追加25,000円程度でOffice Home and Business Premium(プレインストール版)を購入。そのPCのみで使える。

  1. ii) WindowsもMacも両方使うかも。(また、2台のPCでOfficeを使いたい) Accessも使うかも。

→プレインストール版を買わずに、Office 365 Soloを購入 年間11,800円(税込)。 2台でOfficeを使うならダントツでOffice 365 Soloがオススメ!

iii) 例えばOffice2020のようなNewバージョンが出る数年後も、アップデートせずに、2016を使い続けたい。

→Microsoft Office Home and Business 2016 [ダウンロード版] 永久34,800円(税込)

現状ではこの方式の購入をする意義はほとんどないと思われる。先に一回だけお金を払って、

この先4年以上は追加のOffice支出をしないぞ!というような支払い方法にこだわりを持つ方はこのEditionもありかもしれない。

5.2016と2013の共存の問題に注意!

なんと恐ろしいことに、Office2016と、2013は基本的には共存不能である。

(先日の当記事ではこの部分について、私の認識および確認・検証が不十分で、

ダウンロード版であれば、共存可能であるかのようなご案内をしましたが、

実際には個人向けOfficeは2013と2016の共存はダウンロード版・Solo版に関わらず、不能でした。

申し訳ございません。※バーチャル環境等除く)

つまり、Office2013が入っているPCに、Office2016を一部あるいは全てインストールした時点で、

2013はすべてのソフトが抹消されてしまいます。

ただし、2016と2010の共存等は可能です。また、2013と2010の共存も可能でした。)

ここでマイクロソフトのサイトを見ると、下記のような記載がされています。

問題のないケース

  • Office 365 Pro Plus (2016/C2R 方式) と Office 2013 VL (MSI 方式) 製品は、共存することができます。
  • Office 2016 VL 製品と Office 2013 VL 製品は、共存することができます。
  • Office 2016 製品 と Office 2010 以前の製品は、共存することができます。

<上記引用元URL>(※Microsoft公式サイトにつき下記閲覧にはログインが必要となる)

これは法人向けの2013(ボリュームライセンス版(VL版))と、法人向けの2016はかろうじて共存できるよ。ということである。

しかし、例えば私の所有しているOffice2013 Professionalは個人向けであるから、

私の場合はこの時点で通常のやり方での共存は難しい。(※バーチャル環境等除く)

だからOffice2013をすでにPCにインストールしていて、そのPCを使い続ける人は、

無理にOffice2016を買う必要はないだろう。どうしても新しいバージョンじゃないと嫌だ!という人に限り、

Office2013をアンインストールして、Office2016を購入&インストールしましょう。

5.【おまけ】学生の方で、Office Professional 2016アカデミック版が欲しい人へ

Professional 2016の定価が60,000円であるのに対して、

アカデミック版は、約30,000円ですから

Professionalが欲しい!かつ一度購入したらこれから4年以上Office2016を使おうと思う!という妥協しない学生の方は、

割安なアカデミック版を買うという選択肢があります。

ところが!アカデミック版は、ネットでは買えません。(アマゾンでも出てきません)

どこにも存在しないわけではなく、ビックカメラやヨドバシカメラなど大手家電量販店の実店舗のみで「POSA(ぽさ)版」

のみが売っているとのこと!(レジで学生証提示必須です)

このPOSAとは、2008年より導入されたPoint of Sales Activationシステムのことで、

「POSレジで支払いが完了した時点で対象のカードを有効化する技術」です。

(要するにコンビニでみるアマゾンカードなど)。

どうしてもアカデミック版が欲しい人は、実店舗にGo!です。

でも、Professionalと同じ内容はOffice 365 Soloにもあるので、

特に過去版の検証にこだわりを持たない方は、まずはOffice 365 Soloで良いと思います。

【まとめ】

Officeを取り巻く状況は非常に煩雑になっていて、10年前の比ではありません。

マイクロソフトがどうして、2013と2016の共存を認めない仕様としたのかは正直かなり疑問です。

皆さんはOffice 365 SoloというEditionをこれからよく目にすることと思いますが、

その時に、今回の内容を覚えておいていただくと、これからPC選択(Office選択)の際にきっと

役立つと思います!ぜひ2回ほど読んで理解してみてください!

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